F’s RECIPE 第26回 ー 煎り酒

日本酒

フミヤ自身による簡単で美味しいレシピをご紹介する、
お料理コーナー「F’s RECIPE」。

「最初から何を作ると決めるのではなく、旬の食材や、手元にある食材で作るプロセスをレシピにしてみた。行き当たりばったりレシピ!」という、まさに料理上手なフミヤならではのコーナー。
ぜひ、あなたも作ってみてくださいね!

「煎り酒」

日本酒

<材料>
日本酒:200ml
梅干し:1~2個(大きさによる)
塩:少々
鰹節:5~6g

 

1年ほど前から料理を作る時に欠かせない調味料がある。最近ではこれがないと困るほどだ。それは「煎り酒」である。
いろんな方々から日本酒をいただくが日本酒はフレッシュな酒なので、ワインのように長期貯蔵できない。基本的には1年以内で飲んだ方が美味しい。でも一升瓶の日本酒をいただいても、そうそう一人では飲みきれないし、なかなか無くならない。その結果、我が家には古酒になってしまった日本酒が結構ある。何か再利用できないかと考え、煎り酒を作ってみた。

日本酒が入った鍋・塩・梅干し

作り方は簡単!
①小鍋に日本酒・梅干し(種ごと)・塩を入れ、1/3くらいがなくなるまで煮詰める。
②①へ鰹節を加え、しばらく(5~6分)弱火で煮る。
③火からおろして粗熱を取り、キッチンペーパーで濾したら出来上がり。
④瓶などに入れ、冷蔵庫で保存。

 

これがスーパー優秀な調味料で、和食は勿論のこと、中華や洋食、何にでも使える。入れるだけで味がまろやかになり、コクが出て奥深くなる。もし飲みきれなかった日本酒があったら、煎り酒にすることをお勧めします。できれば10日ほどで使い切った方がいいらしいが、まぁ我が家では大丈夫そうなら、なくなるまで使ってます。日本古来からある調味料で、何にでも使えるので本当に便利です。それぞれのやり方で、我が家の煎り酒をぜひ作ってみてください。