「いいと感じたものは、FFメンバーとシェアしたい」。
そんなスタンスで、フミヤのおすすめ&お気に入りをご紹介するコーナー。
今回フミヤのアンテナがビビッととらえたのは、こちらです!
越後製菓「ふんわり名人 きなこ餅」
日本のスーパーやコンビニなどで売られているお菓子のクオリティは、世界一なのではないか。特に甘い系のお菓子を見るとそう思う。
そんな充実した日本のお菓子の中で、最近気に入っているのが「ふんわり名人 きなこ餅」。「正解は・・・越後製菓!」のCMでお馴染み、越後製菓の米菓だ。なお「きなこ餅」といっても餅ではなく、きなこ味の米菓である。初めて食べたのは随分前で、当時は「これ旨いな」くらいだった。最近、ツアー中のコンサート会場の楽屋に、お茶菓子として置いてあった。時を経て久々に口にしたところ、「うわぁ!なんだこれ、めちゃ旨い!」にグレードアップしていた。自分が歳を取ったせいだろうか。
米菓なのに、口に入れた瞬間にシュワッと溶ける柔らかさ。舌に広がるきな粉の味と香りが、軽やかに鼻に抜ける。一瞬にして消える魔法のような幸せ感が素晴らしい! あまりに不思議な食感に、麩菓子かと思って原材料を見ると、もち米だった。「えっ? これ、カテゴリーとしてはあられなんだ!」と驚いた。さすが越後製菓、ただならぬもち米への愛と研究の成果なのだろう。きな粉という味付けがまた、なんとも日本人独特の甘味である。しか~も、薄い膜のような軽さゆえ、もち米の使用量も少ないのか、個装で1袋69kcalと低カロリーなのも身体に優しい。
楽屋に「ふんわり名人」を用意してくれたツアーマネージャーの女性に「これ、めちゃ旨いな!」と言ったところ、すぐネットでまとめ買いしてくれ、なんと数日後には10種類もが楽屋に並べられていた。ワォ! きなこ餅以外に、ごまだれ餅・あんこ餅・黒みつきなこ・安納いも・いちご大福・みたらし味・抹茶ラテ・北海道チーズもち・北海道ミルクもち。こんなにも味のバリエーションがあったのだ。残念ながらトマトチーズだけが季節限定商品で揃わなかった。
これだけ種類が増えたのも、きっと初代「きなこ餅」の頑張りがあったからだろう。味の表記が「~餅」から「~もち」と平仮名になったり「~味」となったりして統一感がないのは、次から次へと新商品を発売したからだろうか。越後製菓さん、いくらなんでもこれはやりすぎじゃないの? まずは数打ちゃ当たるで、あとから引き算していくのだろうか……などと勝手に想像を巡らせつつ、楽しくワクワク全種類を食した。
さて、個人的な味見の結果を発表しよう! パンパカパーン! 堂々の1位は、やはり、きなこ餅だった。2位以下は、ごまだれ餅・みたらし味・黒みつきなこ。和風の味が続く。その次が、北海道ミルクもち・いちご大福・抹茶ラテといった変化球。そして、安納いも・あんこ餅・北海道チーズもちの順だった。とはいえ、上位4位くらいまでは確定だが、あとはその日の気分で変わりそう。個人的には、北海道チーズもちは柔らかいカールのようだった。今回は食べてないが、たぶんトマトチーズもそのような方向性なのではないだろうか。意外だったのは北海道ミルクもち・いちご大福で、もはや洋菓子のような味わいなのだ。とにかく、どれも美味しかったです、越後製菓さん!
1パッケージの中に小分けされた袋が入っているので、小袋は瞬間ペロリで食べてしまう。美味しすぎて、やや危険な商品でもある。さぁ、ぜひお試しあれ! 何種類いってみる?