十音楽団ツアー特集1

新たな感動を連れて、
あの「十音楽団」が帰ってきた

2019年、デビュー35周年記念として行われた「十音楽団」ツアー。
再演を望む声も多かったあのステージが、2年ぶりに帰ってきました!
フミヤが総合演出・脚本を担当し、舞台と歌を融合させた、どこにもないコンサート。
第二弾は「青いレーベル」と題して物語が展開していきます。
今回の会報では、リハーサルやゲネプロ、そして初日楽屋裏の様子をお届けします。

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●リハーサル

都内スタジオでのツアーリハーサル。
今回のツアーは、音楽監督兼ベーシストの有賀啓雄さんはじめ楽団メンバーが再集結。フミヤが描いたイメージを形にすべく、有賀さんを中心に音作りが行われてきました。リハーサルでは、実際に歌と動きと演奏を合わせながら、音色や音量、バランスなどをチェック。歌を含む“十の音”が、ひとつの作品となって完成していきます。フミヤは語りの部分に使うヘッドセットマイクを装着し、歌唱用のマイクと使い分けます。
とくに普段と違うのは、バンドはフミヤの語りや動作も考慮し、楽器がいつどのように音を出すかまで決める必要があるということ。フミヤも「ここは、前回としゃべる内容を変えた」「ここを短くしたからよろしく」など、変更点を伝えながら作り上げていきます。舞台監督の中尾さんも「楽器は、フミヤのこの動きと同時に音を出しましょう」「フミヤは、この台詞までしゃべってから移動を」など細部まで目配り。
それにしても、ようやくコロナも落ち着いてきた今、こうして大勢のミュージシャンが集まって演奏できるようになったことは嬉しいの一言。ここから生まれる最高のステージに、期待が高まります。

●ゲネプロ

ツアー間近の11月中旬、本番通りの最終通しリハーサルゲネプロが行われました。
コンサート会場に本番の照明やステージセットが入り、各セクションが作り上げてきたものが完成形として目に見えるのがこの日。ここから本番まで、さらに精度を上げた最終調整が行われます。フミヤは、語りの部分の文章はもちろん、動き、歌い始めや歌い終わりの時点でステージのどこにいるべきか、など頭と身体に染み込ませていきます。
全曲を通して演奏し、今回のステージの全貌が明らかに。ただし、本番通りといっても、お客様の入る本番とはまったく別物。やはりそこに受け取り手がいてこそ、コンサートは完成するのです。ああ、これは早くファンの皆さんに観ていただきたい!! と、うずうずしてしまうゲネプロでした。

●11月20日 ツアー初日

いよいよ初日! 十音楽団ツアーは、滋賀のびわ湖ホールで幕を開けました。
フミヤがインタビューでも話していた通り、2020年のACTIONツアー初日とは雰囲気が異なります。あの時はまだ先が見えず、いつ誰が新型コロナウイルスに感染しても、させてもおかしくない状況。場合によってはツアーが今日で強制終了してしまうかもしれない、そんな緊張感が漂っていました。
そんな中、日本では9月から感染者数が極端に激減。もちろん引き続きマスクや消毒などの感染予防対策は続けながらも、今年の十音楽団ツアー初日には、明るく軽やかな雰囲気が漂っていました。
お越しいただいている皆さんには、消毒やマスク着用、声を出さないなどのルールに引き続きご協力いただいています。ありがとうございます。

音楽監督 有賀啓雄さんよりコメント

フミヤとは長いお付き合いのベーシスト&プロデューサー有賀さん。今回は音楽監督として十音楽団をまとめ上げ、本番ではベースを演奏しつつ指揮をとるバンドの要。びわ湖二日間を終えて、一言いただきました。

「十音楽団は、やっていて本当に楽しくてしょうがないです! 第二弾ということもあって、微妙にバージョンアップしています。もちろん今回初めて観る人も楽しんでもらえると思いますし、前回観てくれた人は成長具合を感じていただけるんじゃないかと。普通のライブと違って休みなしで段取りも大変ですが(笑)、そこが見どころでもあるんですよね。初日は、予想を遥かに超えた仕上がりでした。二日目もまた、違ういい形になりました。毎公演、藤井さんも含めて全体の形が変化したりしていて、すごくライブ感があるんですよ。それも十音楽団ならではの魅力だと思います。今からツアーで回数を重ねていくことが、さらに楽しみになっています。皆さんもぜひ楽しみにしていてください!」

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