F’s RECIPE 第36回 ー 新玉ねぎのステーキ

フミヤ自身による簡単で美味しいレシピをご紹介する、お料理コーナー 「F’s RECIPE」。
「最初から何を作ると決めるのではなく、旬の食材や、手元にある食材で作るプロセスをレシピにしてみた。
行き当たりばったりレシピ!」という、まさに料理上手なフミヤならではのコーナー。
ぜひ、あなたも作ってみてくださいね!

「新玉ねぎのステーキ」

大好きな新玉ねぎの季節がやってきた! 通常の玉ねぎとは違い、柔らかくて甘い。通常の玉ねぎは、収穫して1ヶ月くらい放置して乾燥させるらしいが、新玉ねぎは収穫してすぐに出荷するそうだ。旬は3~5月(でも玉ねぎはスーパーに1年中並んでるから、収穫の度にすぐ出荷すればいつでも新玉ねぎはあるんじゃないの?なんて思ってしまうが、新玉ねぎが期間限定な事情が素人にはやや不可解ではあるなぁ)。とにかく、生でサラダでも美味しく食べられるのが新玉ねぎ。

この季節、知人で先輩の大地真央さんが、ありがたいことにいつも我が家に新玉ねぎを送ってくれるのだ。なぜなら真央さんは淡路島の出身だから。淡路島の玉ねぎはブランド品と言ってもいいくらい有名でやや高額。ハワイのマウイオニオンにも負けないくらい美味しい。その淡路島産の新玉ねぎときたら、そりゃもう最高! さぁ! この可愛い玉ちゃんをどう料理しちゃおうかなぁ~。

新玉ねぎは火を入れると、甘さが増して余計に美味い。他の食材と混ぜるより、やはりシンプルに食べたい。だからただ焼くだけ。新玉ねぎのステーキ。

皮を剥き、横に4つに切る。玉ねぎの輪っかが見えて年輪のよう。

熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、玉ねぎの両面を焼き色が付くまで焼く。油が跳ねるので蓋をした方が安全。

焼き上がった玉ねぎを皿に移し、ポン酢をひと振り。これだけで本当に美味しい! 

この会報が出る頃は、まだギリギリ「新玉ねぎ」があるかもしれない。次にスーパーへ買い物に行った時、チェックしてみて。もしなかったら来年試してみてね!