こんな時代こそ、「ココロ」推し。俺たちは心で生きていこう
FUTATABIツアーが順調に公演を重ねている今、2026年最初のインタビューを実施。
ドラマ主題歌に決定した新曲「ココロ」のリリース、そして10月にはアリーナライブの開催も決定!
そんな嬉しいニュースについての深掘りを、たっぷりお届け。さらに、ロックンロールや音楽トレンドの遷移、制作環境の変化など、フミヤならではの視点で語ってくれた。

●ドラマ主題歌シングル「ココロ」
———4月28日から始まるNHKのドラマ「コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店」の主題歌として、新曲「ココロ」が決定。5月6日にデジタルリリースされることになりました。とても楽しい雰囲気の楽曲です。
フミヤ(以下F):まさにココロ弾む感じで、いいでしょ? テレビ局からの最初のオーダーイメージが“踊れるロックンロール“だったから、みんなで踊れるような、盛り上がれるようなナンバーに仕上げた。ドラマの内容は、ハートウォーミングで笑えて、ちょっとじーんとするようなヒューマンコメディー。中島健人くん演じるフェロモン系イケメンのコンビニ店長を中心に、ワイルド系の兄など全然違うタイプの登場人物が出てくるから、いろんな人が一緒に歌えるぐらいの雰囲気をイメージしている。ドラマの舞台がコンビニで、建物の上の階が高齢者専用マンション。だから、お年寄りも若者と一緒に軽いステップを踏めるような絵までイメージして、勝手に使命感に燃えて作った(笑)。北九州の門司港が舞台で、自分とは福岡という繋がりもある。あと今回は、ロックではなく、ロックンロールが作れる人ということで俺のところにお話をいただいたんだよ。そのことにちょっと驚いたのと同時に、そうか、もうロックンロールを作れる人がほぼいないんだな……と実感した。とくに若いアーティストではほとんどいないから。
マネージャー:ロックンロールで、というのは嬉しい発注でしたよね。
———フミヤさんというと、世間的にはバラードやラブソングのイメージが強いでしょうけれど、実はロックンロールも強み。アルバムタイトルにしていたぐらいですしね。
F:そうなんだよね。意外とルーツがロックンロールの人間でもあるという。60過ぎてロックンロールっていうのも、これはこれで、なかなかいいな!と思ったね(笑)。そもそも、ロックよりもロックンロールの方がシンプルだから、本来はミュージシャンにとっては長くやれるジャンルだと思うし。
———では、楽曲について詳しく教えてください。
F:まず作曲は、ツアーのバンマスでもある大島賢治くん。イメージで言うと「GIRIGIRIナイト」や「WE ARE ミーハー」みたいな雰囲気が欲しいということだったから、じゃあ大島くんだな、と。まず俺の方で、モチーフとして“踊れるロックンロール”をすっごい探して、大島くんに「こういうイメージで」とお願いした。だいたい60年代前半ぐらいの、どちらかというと黒人が歌っているちょっとソウルっぽいロックンロール。ウィルソン・ピケットとか、ジェームス・ブラウン、レイ・チャールズとか。サウンドはホーンセクションが入るイメージで、ちょっとブルース・ブラザーズみたいにしたかったんだよね。そういう何曲かを大島くんに送って、作ってもらった。出てきた曲の中で、俺のイメージとしては、やっぱりこの「ココロ」のメロディーがドラマに合うなと思って、これで行こう!と。ただ、ホーンセクションをどういう風に入れようかというのが、悩みどころだったね。何パターンもホーンのアレンジを考えて、どうやったら黒人の人たちがやっていたソウルフルなロックンロールっぽくなるかを模索した。結果的に、ホーンセクションのリーダーがアレンジをしてくれて、いい感じになったよ。レコーディングでは、バリトンとテナーサックス、トランペット、トロンボーンの人たちに吹いてもらった。
———歌詞も、キャッチーで印象に残りやすいですね。
F:歌詞は、今時珍しいぐらいシンプルで、分かりやすく、口ずさみやすいものにした。最近の歌は難解な歌詞も多いけれど、本来は、ここまで単純で分かりやすい歌詞で十分伝わると思うから。サビには、タイトルでもある「ココロ」という単語が繰り返し出てくる。音がダダダって3つ並ぶメロディーで、いちばん目立つ部分であり、曲の要。そこに英語を入れることもできなくはないけれど、やっぱりそこは絶対に日本語だろ!と。いくつも候補を挙げた3文字の日本語の中で、「心」が最もインパクトもあり、メッセージ色もある。最初はアルファベットで「COCORO」もいいかなと思ったんだけど、厳密に言うとRは巻き舌だから違ってしまう(笑)。かといってLも違うから、ポップさも出るカタカナがベストだなと。1コーラス目は、世界平和のメッセージ。今の社会が全然うまくいっていないからこそ、そこは大事にしたい。2コーラス目には、未来に対する希望やポジティブさを込めた。今はすでにAIが一般化してきて、ここからどんどんAIが仕切っていく時代。俺はそれを否定してはいないけれど、俺たちはちゃんと心で生きていこうね、人間までロボットみたいになるなよ!というメッセージを込めた。
———「心で生きていこう」って、いい言葉ですね。
F:今こそ、心の時代だよね。世界も日本もいろいろ問題はあるけれど、やっぱり未来に対してはポジティブさを持っていたい。だからこのドラマも今、コンビニを中心にいろんな人々の心が繋がっていく物語をやるんだろうし。完全にドラマ用に書いた歌詞だから、すごく合っていると思う。
———ドラマ用でありつつ、フミヤさんが昔から歌い続けてきている平和や心を大事にする想いがストレートに伝わってきます。
F:そうだね。ディレクターに「ココロ」が多すぎないかって言われたんだけど、「いや、多くない。今の時代、これくらいココロ推しで行かないと!」って(笑)。1回のサビで同じメロディーが6回出てくるうち、4回は「ココロ」で、 2回は他の言葉。一応バランスはちゃんと考えてあるから大丈夫、って。ドラマを観終えた後も、そのまま頭の中でサビが回って、踊りたくなる感じ。また1週間、なんか楽しく過ごせそうだな、みたいな。
———まさに今の時代だからこそ、聴いていただきたい曲ですね。客席とのコールアンドレスポンスが浮かぶような箇所もあるので、コンサート会場でも盛り上がりそうです。主演の中島健人さんとは、2022年にFNS歌謡祭で共演されています。
F:当時はSexy Zoneだったケンティーこと中島健人くんと菊池風磨くん、その二人と俺で「TRUE LOVE」を歌った。二人のアイドルオーラが本当にすごくて、久しぶりに「うわー、スーパーアイドルだ!」と思ったね。二人とも大学出のスーパーアイドルで、ケンティーは綺麗な王子様キャラだね。それこそ今回の役そのもののフェロモン系。
———当時、中島健人さんは、学生の頃カラオケで「TRUE LOVE」を歌っていたので、一緒に歌えて嬉しいとコメントされていました。
F:若い子に好きで歌ってもらえていたというのは、嬉しいね。
———今回の「ココロ」も、世代を超えて口ずさんでもらえる主題歌になりそうです。

●アリーナライブ3公演決定
———10月には大阪城ホールと日本武道館にて、アリーナライブ3本の開催が決定しました。
F:これは、FUTATABIツアーをちょっとアレンジするとかではなく、別物。なぜなら、セットリストは40周年の全都道府県ツアーとFUTATABIをがっつりミックスさせて、選び直すから。位置付けとしては、47都道府県を2周してきた2本のツアーの締めくくり。内容に関しても、ここ数年でやってきた、チェッカーズからソロ、F-BLOODまでバランスよくミックスしたコンサートという一連のプロジェクトを、このアリーナでいったん締めくくる感じ。もちろん今後もチェッカーズやF-BLOODを歌うことはあるけれど、大々的に「今回はこれら全部をやります」と前面に打ち出すツアーは、これでいったん見納めということになるね。
———なんと、FUTATABIツアーのスペシャルかと思いきや、2ツアーの合体とは! 相当すごいことになりそうですね。
F:そうなんだよ。バンドもずっと一緒にやってくれているから、多少新曲が入ったとしてもスムーズ。絶対にいいものができるから。ただ、それぞれのセットリストの完成度が高すぎて、そこからまた選び直すのが超難しいけどね! 新曲はもちろん、2ツアーでやっていない既存の曲も入れたいし、アリーナだからこそ入れる曲もあるだろうし。
マネージャー:セットリストは、意外と早めに決めないといけないですもんね。もうそろそろ考え始めるぐらいです。
F:そうだよね。とくにセンターステージだから、舞台や演出関係のスタッフは早めにセットリストが欲しいんだよ。バンドも、今は完全に生演奏でやっているけど、コンピューターの音源を使うかどうかも選曲による。おそらく新曲はコンピューターも使うだろうから、だったら他の曲もコンピューター音源でアレンジを変えるかも……とか、違う点も出てくるだろうし。今はFUTATABIツアーに集中しているところだけど、すでに俺は、城ホールと武道館 2本をここら辺に(肩の上に)背負って生きている。しかも武道館に関しては、2DAYSやるって言い出したの、俺だから(笑)。
マネージャー:言っちゃいましたね(笑)。
———よくぞ言ってくださいました(笑)。やはり武道館は1日ではもったいないほどの内容とステージが作られますし、それを体験していただける人数が倍に増えるわけですから。
F:というわけで俺は、そんなアリーナのこともいろいろ考えていきつつ、今は7月までのFUTATABIツアーに集中する。ツアーが終わった後、本格的に10月のアリーナに向けて調整していくよ。


●ライブ映像「FUMIYA FUJII CARD ARCHIVES」発売
———このたびFFメイルオーダーで、新たな形式のライブ映像作品「FUMIYA FUJII CARD ARCHIVES」がリリースされました。過去のライブ映像をスマホやタブレットでご視聴いただけるサービスです。当時VHSやDVDで販売していた映像ですが、もう家に機材がなくて観られなくなっている方にも嬉しいお知らせかと思います。
F:昔のステージを、スマホでいつでも気軽に楽しんでもらえる。これは、過去のメディアにはなかった楽しみ方だよね。今はもう、家族それぞれがスマホで好きな映像を観ることができる時代。俺自身も、そういう手法の便利さに関しては、時代の変化の波に乗っかる方がいいと思っているんだよね。単純に、楽しめる手段が増えるわけだから。
———テレビやPCの前に座っていなくても、好きなお部屋で、あるいは移動中にも視聴いただけます。BGMのように、かけておいてもいいでしょうし。
F:そう、より自由にあらゆるシチュエーションで楽しんでもらえる。過去のライブは今見ると懐かしいけど、とくに昔はツアーごとに演出がかなり違うから、あらためて楽しんでもらえると思う。それにしても、あらゆる演出において、当時の最先端の技術を使っていたなぁ。
———フミヤさんが「こういうことができないか?」と前例のないアイデアを出して、スタッフがそれに応えて、なかったものを作る。やがてそれが業界で一般化する……ということがいくつもありました。
F:そうなんだよね。新たにやった演出に、だんだん時代が追いついてきて、それが普通になり、他のアーティストの演出でも見かけるようになる、というのが多かった。もちろん、当時の技術では実現できなかったアイデアもたくさんあるけどね。ART ROCKツアーなんて、少ない機材で、相当な演出効果だったもんな。近年は、より歌そのものに比重を置きたいから演出は最低限でいいと思うようになってきたけど、ART ROCKのような手法は、またやってみてもいいなと思える。やっぱり技術が新しいかどうかじゃなくて、センスよく使わないと全然面白くないから。
———過去のライブ映像と現在のライブを同時進行で味わえるというのは、実はとても貴重なことですよね。FFメンバーの皆さんは、過去の形あるメディアを大切にしてくださることもありがたいですし、併せて「CARD ARCHIVES」も身近に楽しんでいただければと思います。
●ロックンロールと音楽環境の移り変わり
———音楽の話に戻りますが、先ほどの新曲のお話で、ロックンロールをやっている人が減っているお話がありました。このことは以前から、尚之さんとのMCなどでも触れられていますよね。
F:そう。今や、ほぼ消えちゃった音楽なんだよね。一口にロックと言ってもいろいろあるけど、いわゆるシンプルなロックンロールは、ほとんど廃れてしまった。それによりロック全体が衰退したというのもある。
マネージャー:カバーではなくオリジナルでやっている人はなかなかいないですよね。メジャーシーンではとくに見ないです。
———最近もあるロックシンガーが、「このままではロックが廃れてしまう」とロック界全体の状況を危惧して発信し、話題になっていました。もちろん、あらゆるジャンルに流行り廃りはありますけれど。
F:そうなんだよなぁ。90年代以降はヒップホップやR&B、今ならダンス系がメイン。ロックは、ゼロにはならないけれど、残念ながら本当に廃れつつある。だってもう、海外にもロックスターがいないからね。日本のビジュアル系バンドも、あれだけ流行っていたのに、メジャーシーンではすっかり見なくなった。昔、F-BLOODでライブハウスツアーやった時、会場の壁に貼ってあるライブスケジュールの写真が、ビジュアル系バンドばっかりだったんだよ。だからよく覚えている。
マネージャー:今はそれが、アイドルの写真に変わっています。アイドルも、やはり小さいライブハウスから始めていくので。
F:アイドルが、現代のビジュアル系っていうことなんだろうね。韓国のダンス系みたいな感じで、音源をかけて踊るようなライブ。歌も、別に生で歌っていなくても成立するし。だから今はもう、ライブハウスというのは楽器の生音を聴くために行く場所というわけじゃないんだろうな。あと、もう自分の部屋だけで曲が作れるから、バンドを組む必要がない。だからソロでやる人が増えた。それもロックが減った大きな理由のひとつ。
———道具や手法が変われば、必然的に作風もトレンドも変わりますね。昔よりも、街で楽器を担いだバンドマンを見る機会も減りましたし。
F:バンド仲間とも、昔はスタジオ練習一択だったのが、宅録したりデータのやり取りをしたりしているはず。一応、バンドをやりたいとかギター弾きたいとか思う高校生もそれなりにいるらしいんだけど、それは音楽系アニメ「けいおん!」とかの影響もあると思う。あいみょんとかを見てギター買う女の子もいるんじゃないかと思う。あいみょんはシンプルなフォークロックで分かりやすい、現代の中島みゆきさん的なアーティスト。ロックに関しては、今の日本のアーティストだとKing Gnuとかがロックバンドと言われているのかな。米津くんは“今時のロック”かも。ヒゲダンは、ややポップ寄り。同じ辺りだと、Mrs. GREEN APPLEは、もはや音楽カテゴリでのスーパーアイドルというぐらいの人気だよね。分かりやすい曲もあれば難解なものもある。やっぱりロックでもポップなものは人気なのかも。とにかく今は、コンピューター1台あれば作曲から配信までできるから、誰にでもチャンスはある。でも、ハードルが低いからこそ、その中で目立つのは難しいんだろうね。しかも、何がバズるかは読みきれないじゃん。発信する側の意図とは関係なく、意外なものがバズったりするし。
———そうですね。チェッカーズがデビューした時代はテレビ黄金時代で、音楽番組などをきっかけに瞬く間にスターになるわけですが、今とはまったく違う売れ方。かつ、そこに行ける人は今以上に限られた存在だったとも思います。では、もしフミヤさんが今の時代にミュージシャンを目指す高校生だったとしたら、どういうことをしていきますか?
F:俺が今から目指すなら、ソロよりはバンド。となると、4人編成くらいのロックバンドかなぁ。もし楽器もできるんだったら、ソロのシンガーソングライターもいいなぁ。楽器が全部できなくても、コンピューターで曲は作れるし。そしてインスタやTikTokで曲や活動を発信していく。そして、バズるような企画を考えてやる。で、ある程度フォロワーに出し続けているうちに、何らかがバズったり、レコード会社や事務所から声がかかったりすればいいよね。もちろんインディーズでもやれるし。今は基本的に、そういう戦法なんじゃない? 動画も、ちょっとした手描きアニメーションみたいのを作って、友達に「ちょっと作ってくんない?」とかさ。それこそスマホでも撮れるし、AI使うこともできる。俺は撮る側になるのも好きだし。とにかく、面白いことを考えまくる。
———そうやって一瞬で次々にアイデアが湧いてくるのを聞くと、やはりクリエイター気質で、セルフプロデュースにも長けていますよね。結局フミヤさんは、いつの時代に生まれても売れていたんだろうなと再確認しました(笑)。チェッカーズのアマチュア時代やコンテストでのパフォーマンスを考えると、現代でも確実に「久留米に面白いバンドがいる」と話題になっていたでしょうし。
F:やっぱり、面白いことをやるのが好きだからね。今俺が高校生だったら、絶対に使えるものは全部使うよ。だって自分が放送局なんだから。考えてもみなよ、自分がディレクターであり、演者であり、好きに作ったものを世界配信できちゃうんだよ。そりゃ、やらない手はないよね。
———自分が放送局。チェッカーズが現代のツールを手にしていたら、絶対に面白い番組をやってそうですよね。
F:そうだね。あとは、せっかく世界に発信できるから、最初から英語でも歌うというやり方もあるだろうな。めちゃめちゃ気に入った曲を、日本語でも英語でも歌ってダブル配信する。やっぱり、ミュージシャンになるなら、できるだけ若いうちにキャリアをスタートできた方がいい。そのために、いろいろ挑戦してみないとね。インターネットとかSNSとかコンピューター、そういう環境は今の方が整っているんだから。

●デジタル化とAI
F:そういえばさ、デジタル化に関して最近驚いたのが、古い音源や映像のデータから、パートごとにデータを取り出して扱えるようになってきたということ。例えば90年代のライブ音源の映像から、ボーカルのみを取り出すことができるし、さらにそのキーを変えることもできる。それこそ、ビートルズの音源からボーカルだけ抜いて、本物が演奏しているカラオケ音源を作ることもできちゃう。ジョン・レノンのギターだけ抜き出して、自分の演奏と合わせることもできる。今はもう、そこまで細かく音のデータを取り出していじったり使ったりできるようになっていると。そうなるとだよ、将来、俺の孫あたりが「おじいちゃんの新曲を作ろう」とか、ボーカルだけ抜き出して作ることもできちゃうわけじゃん(笑)。AIが俺の歌い方の癖も把握して、自然に新曲を歌う。面白いけど、怖くもあり、不思議でもあり。なんなんだこれは?っていう。とくに職業作家の価値なんてどうなっていっちゃうんだろう、とも思うけど。
———2023年にはAIによるビートルズの新曲がリリースされて話題になりましたし、松任谷由実さんは昨年、AIを使ってアルバムを出しています。今回の「彩事季」でもAIや作品に触れられていましたが、今後、フミヤさんも制作に使ってみようとは思いますか?
F:生活においては、すでにAIを使う場面は増える一方だからね。音楽に関しても、何かしら取り入れてはいくよ。これまでにも、歌詞を考えさせたことはある。例えば「これは歌の歌詞です。1行目はこんな歌詞です。2行目のここを考えて」とか「ここに英語の歌詞が欲しい」とかさ。質問を投げたら、まずは「いい歌詞だね!」とか言ってくんの(笑)。で、考えたものをバーッと出してくれて、よくある「さらに、こんな風にもできますけど、やってみますか?」みたいな提案もしてくる。なるほどねって感じで面白かったよ。でもまあ、多少ヒントやアイデア出しにはなっても、そのまま使うということはないだろうけど。
———あくまで既存データから情報を組み合わせたりまとめたりすることは強くても、ゼロからの自己表現や創造とは違いますからね。
F:そうなんだよな。あくまでも、過去のデータから“それっぽいもの”ができるだけだからね。曲を作るなら、「この曲とこの曲の雰囲気で新しく作って」みたいのは、便利といえば便利なんだろうけど。実際やるかどうかは別として。ただ、ライブに関しては常に不変の価値があるから変わらない。
———今回は、新曲、アリーナライブ、そして過去のライブ映像発売と、ニュースが盛りだくさんでした。FFメンバーの皆さんには、いずれも楽しみにしていただければと思います。
※インタビュー以降に内容に変更が生じている場合があります。ご了承ください。
*藤井フミヤ ニューシングル「ココロ」2026年5月6日デジタルリリース決定
作詞 藤井フミヤ/作曲 大島賢治
配信についてなど、詳細は後日お知らせいたします。
*NHKドラマ10「コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店」
2026年4月28日放送スタート
NHK総合/毎週火曜22:00~22:45 <全10回> ※NHK ONE(新NHKプラス)で同時・見逃し配信予定
北九州市・門司港にあるコンビニの超イケメン店長とワイルドな謎の男。気になる2人がさまざまな無理難題を気分爽快に解決! 現代の人間交差点・コンビニを舞台に繰り広げられるハートフル&ミステリアス&ヒューマンコメディー!
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